CONDITIONING MAGAZINE

西窪友海 vol.2 いかに恐怖心に打ち勝つかが大事

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【vol.2】 いかに恐怖心に打ち勝つかが大事。

vol.2ではバイクトライアルという競技にさらに踏み込んで、西窪さんならではのメンタル面/フィジカル面でのコンディショニングについて、そしてパフォーマンスを最大限引き出すために欠かせないスポーツタイツのCW-Xについても語ってもらった。

成功イメージをいつでも頭の中で再生できる状態にしておく。

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――バイクトライアルならではのコンディショニングや取り組みはありますか?

「僕らの競技って、例えば岩から岩までの2メートルを飛べと言われたら、低い平地であれば平気で飛べてしまうんですけど、それを3メートルの高さで同じようなことをしろと言われる競技なので、絶対に恐怖心が伴うんです。いくら飛ぶ技術があっても、恐怖心に打ち勝つメンタルがないと試合では勝てない。いかに自分の力を信じられるか、いかに恐怖心に打ち勝つかが大事なので、メンタルのコンディショニングが大事になってきます。」

――イメージすることが大事なんですね。

「その通りです。だから僕は、朝飯のときも昼飯のときも晩飯のときもトップライダーの映像を常に見ていて、映像を見なくても成功イメージをいつでも頭の中で再生できるような状態にしています。すると人間って錯覚して、自分もできるような感覚になっていくんですよね。刷り込みをしつづけると、結果的に成功イメージしか湧かなくなって、恐怖心をあまり考えずに飛べちゃう。」

――では、フィジカル面でのコンディションをキープするために実践していることは?

「練習は午前11時くらいから日が暮れるまで乗るので、次の日にすごく疲労が溜まるんです。以前からスポーツタイツははいていたんですけど、最近はCW-Xのスポーツタイツをずっとはいています。CW-Xのスポーツタイツをはいていると、着地時のひざへの衝撃を緩和してくれるので、疲労が軽減されるんです。あと、僕らの競技はファッション性も大事なので、そういう意味でもCW-Xはお気に入りです。」

――コンディショニングで競技結果やパフォーマンスは全然違うということですよね。

「全然違いますね。昔は試合当日でも調子いいときと悪いときのアップダウンが激しくて、半分運任せみたいな状態だったんですけど、その振り幅が明らかに安定して、試合でもより良いパフォーマンスが発揮できているのを感じます。CW-Xを使い始めた年に初めて全日本チャンピオンに輝いたので、これは何かあるんじゃないかなと思ってます(笑)。」

姿勢を意識させてくれるからCW-Xは普段から着用してます。

――大会に向けてどのような準備方法を取り入れていますか?

「直近で言うと来年4月に『全日本選手権』があるんですけど、大会が近くなればなるほど大会をより意識した練習方法になっていきます。コースとしての難所をいくつか自分の中で考えておいて、試合と同じように2分間くらいで走り切るようなコースを自分で作ってトレーニングします。試合の2週間くらい前になると、自転車のパーツもウェアもすべて試合仕様で臨みます。意識的にもできるだけ試合と同じ心拍数で、同じ環境で走れるようにするんです。昔はよく試合で緊張して、練習の成果を発揮できずに悔しい思いをすることがあったんですけど、練習を始める時間も試合と同じ時間にするようになったらどんどん調子が良くなっていって、緊張せずいつも通りの感覚で乗れるようになりました。」

――昨年の『全日本トライアル全日本選手権』から、意識の面で変わった部分はありますか?

「コンディショニングはより意識するようになりましたね。特に食事は変えたかな。去年は痩せすぎていたんですけど、ご飯の量を増やしていったら腕が太くなって。あとは1日のタンパク質量を計算して、トータルでタンパク質が足りないと思ったらプロテインで補っています。それがうまいこと結果に結びついたんじゃないかなと。」

――スポーツタイツのCW-Xはどのような活用をされていますか?

「CW-Xは試合では上下はいているんですけど、競技柄めっちゃ猫背になるんですよ。その猫背をトップスは矯正してくれるんですよね。肩甲骨まわりのテーピングがすごく効くので、意識せずとも後ろに引っ張られるし、姿勢を意識させてくれる。だから僕は普段からCW-Xを着用していますね。あと個人的に気に入ってるのがデザイン性。2016年の『全日本トライアル全日本選手権』でも富士山柄のスポーツタイツをはいたんですけど、すごくカッコイイのでスポーツタイツに対する抵抗がなくなるような工夫もされていると思います。」

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文/溝口元海

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【PROFILE】


西窪友海 TOMOMI NISHIKUBO

1992年、奈良県宇陀市出身。幼少の頃より父親の影響でオートバイのモトクロスを始め、12歳から自転車競技のバイクトライアルをスタート。

2009年、全日本トライアル選手権 ジュニアセニアで優勝。

2013年、日本代表としてUCI(Union Cycliste Internationale/国際自転車競技連合)世界選手権に参戦。

2016年には全日本トライアル全日本選手権で優勝。

GoProを使ったアクションカメラマンとしても活動し、ショーやメディアへの露出も積極的に行っている。


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